大持山の特徴
大持山は秩父市と横瀬町の境界にある標高1294.1mの山で、武甲山の南側に小持山と並んで峰頭を連ねています。
植林が多い奥武蔵山域にあって雑木林やブナ林の美しさを堪能できる貴重な山で、登山者はそれほど多くはありませんが、登山道は明瞭で、随所で大展望や岩の感触を楽しむことができます。
隣接する武甲山や武川岳と合わせて歩かれることが多く、本格的な山歩きの気分が楽しめます。
カタクリやアカヤシオが綺麗に咲き、登山道からは時折絶景の展望が望めます。小持山へは狭い岩場やミニナイフリッジを越えて行きます。
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奥秩父山脈を見渡す絶景ポイント雨乞岩
大持山と小持山は山頂からの展望はありませんが、両峰の間にある雨乞岩が絶景ポイントになっており、目の前には蕎麦粒山、雲取山、両神山など奥秩父の山並みを大パノラマで楽しむことができます。
※柵の無い岩崖のため滑落に注意して下さい
名山選定
関東百名山に選定されています。
大持山の登山コース
武甲山御嶽神社一ノ鳥居駐車場(無料/200台)から妻坂峠を経由します。
大持山方面に進むと季節感豊かな雑木林が続く尾根道はなかなかの急登ですが、大持山の肩に出れば東に広がる大展望が待っています。
大持山の肩から大持山を越えると、尾根道は次第に瘦せ細り、岩場も現れて難易度が上がります。
小持山との中間地点にある雨乞岩からは奥秩父山脈の山々や浅間山などの絶景が楽しめます。
登り下りを繰り返して小持山に着けば、山肌が削られていない武甲山を目の前に仰ぎます。
武甲山を周回して駐車場に戻ります。
武甲山には登らず、武甲山と小持山の間のコルにある、シラジクボ分岐点からショートカットで駐車場に戻るコースもあります。
※シラジクボのシラジは北関東の方言で「鉢」の意味のため、シラジクボは「すり鉢状の窪み」を意味すると考えられています
標準コースタイムと難易度
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