三峯神社の奥宮が祀られる妙法ヶ岳
妙法ヶ岳は秩父市にある標高1329mの山で、頂上には三峯神社の奥宮が鎮座されています。
山頂は広くはなく木に囲まれていますが、奥宮の裏手に回れば、樹林の間から雲取山、白岩山、和名倉山といった奥秩父の名峰が並ぶ景色を楽しむことができます。
三峰山と呼ばれることもありますが、正しくは三峰山という山はなく、妙法ヶ岳、白岩山、雲取山の三峰の総称を言います。
関東最大級のパワースポット三峯神社
三峯神社は奥秩父の標高1100mに鎮座している神社で、創建は約1900年前と言われ、伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)を日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が祀ったことが起源とされています。
景行天皇の命にて東国の平定に向かった日本武尊が、碓氷峠に向かう途中に登った三峰山から遠くまで広がる山々や美しく流れる川の景色に心を打たれ、国を生んだ二神を偲んで仮宮を建立して祀ったと伝わっています。
日本全国から参拝者が訪れる関東最大級のパワースポットと称されており、芸能人や様々な分野の著名人も参拝に訪れます。
名山選定
関東百名山に選定されています。
妙法ヶ岳の登山コース
三峯神社駐車場から雲取山登山口に入り、進んだ先の雲取山との分岐で左に外れる鳥居を経由して、尾根を辿った先の奥宮の鳥居をくぐれば、鎖のある岩場を越えて奥宮の頂上に到着です。
コースチェック
- 三峯神社の奥宮ということで、軽い参拝程度と考える方も多いようですが、行程は岩場と鎖場がある往復2時間の山登りです。登山装備を持って登りましょう。
- 登山道は概ね歩き易い道が続きますが、一部狭くなっている箇所や山頂直下の急階段と鎖場など、危険箇所もありますので注意して登りましょう。
標準コースタイムと難易度
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