
東京都の最高峰雲取山

雲取山は、東京都・埼玉県・山梨県の境界にある標高2017.1mの山で、東京都の最高峰であり、都内で標高2000mを越える唯一の山です。
奥多摩と奥秩父の二つの山域の境界に位置し、石尾根と奥秩父主脈縦走路と長沢背稜の起終点の山でもあります。
登山道は針葉樹林の雄大な自然に囲まれ、登山の醍醐味を感じながら歩くことができます。
東京都唯一の日本百名山として非常に高い人気を誇り、全国から多くの登山者が訪れます。
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雲取山の山頂

雲取山の山頂には一等三角点峰として日本では3箇所しかない原三角側点があります。
山頂からの展望は素晴らしく、富士山を始め、南アルプスの聖岳や塩見岳、北岳、甲斐駒ヶ岳といった主峰を一望できる他、周辺の山では飛龍山や、御前山、鷹ノ巣山や丹沢山など関東の名山を見渡せます。
山頂には避難小屋やトイレがあり、また 山頂から三峰側に向かって約700mの距離には雲取山荘があるなど、山頂周辺の設備もしっかりと整っています。



雲取山荘

雲取山頂から北に伸びる三峰コース側を700m下った所に雲取山荘があります。
1999年10月に新築工事が終わり、新しい小屋として通年営業しています。
トイレは水洗で綺麗に管理されており、三峰コースからの雲取山登山者の休憩所として利用されています。ただ、宿泊者以外の登山客には食事の提供はなく、カップ麺かエナジーバー程度の販売となります。
【各種料金】
1泊2日 | 10,000円 | ジュース | 400円 | |
素泊まり | 6,500円 | 缶ビール | 500円 | |
夕食 | 2,000円 | 酒(ワンカップ) | 400円 | |
朝食 | 1,500円 | Tシャツ | 3,000円 | |
昼食(お弁当) | 1,500円 | バッチ | 500円 |
雲取山荘テント場

山荘のすぐ下がテント場で、8~10張程のスペースがあります。
幕営料:1500円(1人)
※テント泊の場合は食事の提供はありません。水場・トイレは利用可。
詳細はコチラ👉雲取山荘HP
山名の由来
高い山頂から雲に手が届きそうに見えることから名付けられています。
また、かつて修験道の霊場であったことから、熊野の大雲取山や小雲取山になぞらえたという説もあります。
名山選定
日本百名山、関東百名山、新・花の百名山、東京百名山に選定されています。
雲取山の登山コース
埼玉県側からでは、三峰ビジターセンター駐車場から雲取山登山口に入り、地蔵峠、霧藻ヶ峰、白岩山、芋ノ木ドッケを経由して雲取山に至ります。
登山道の難易度はさほど高くはありませんが、標準コースタイムが往復10時間を超えるロングコースとなるため、中級者並みの経験を積んでからチャレンジしたい山です。
他にも登山者が最も多い、奥多摩町鴨沢から七ツ石山を経由して雲取山に至る「鴨沢コース」。三条の湯が人気の「三条コース」があります。
標準コースタイムと難易度
11時間15分| 難易度★★★★☆
10時間45分| 難易度★★★★☆
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