皇鈴山の特徴
皇鈴山は埼玉県東秩父村と皆野町を分ける山稜にある標高679mの山で、二本木峠と登谷山の間に位置します。明るくのどかな雰囲気のある山で、山頂には関東平野の素晴らしい眺望が広がる展望台があり、埼玉県内でも屈指の絶景を見ることができます。隣にある登谷山同様、人気の夜景スポットとしても知られています。
また、外秩父七峰縦走ハイキングスタンプラリーのチェックインポイントがある山のひとつとなっています。
皇鈴山~登谷山~釜伏山の登山記事はこちらです👇
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皇鈴山の麓にある東秩父村の桃源郷
皇鈴山の麓にある「桃源郷」と称される東秩父村大内沢集落の春の名所は、約5000本の桃の木が山の郷を美しく彩ります。3月末には見頃を迎え、桃花まつりが催されるなど多くの観光客で賑わいます。
埼玉県内随一の絶景を見られる皇鈴山山頂の大展望台
山頂は広くあずまやが建ち、小祠が祀られていて落ち着いた雰囲気の山頂です。
展望台が作られており、ここからの景色は埼玉県の山の中でも屈指の眺望で、赤城山、男体山、筑波山、東京スカイツリーや東京都心まで関東平野の広さを実感できる絶景を堪能できます。
写真家の方もここからの景色を撮影しに集まるほどのビュースポットとなっています。
更に山頂展望台から5mほど下りたところにある一本木の隣にはひとつだけベンチが置かれており、この特等席からは視界を遮るものがなく、関東平野を大パノラマで楽しめます。
また、隣の木には皇鈴山にちなんで風鈴が飾られており、風が吹くと心地よい音色が鳴り響きます。
山頂まで来た際には、是非このベンチに座り、目の前に広がる絶景を楽しんで下さい。
展望台にはピンクのポストが設置されており、環境保護や登山道・展望台などの整備費への協力金(一口200円)のお願いが出されています。
皇鈴山の登山コース
二本木峠や登谷山山頂付近の駐車場にも車は停められますが、歩行距離も短く、高低差もないため登山としては物足りない山行になってしまうことから、大内沢集落からのコースをお勧めします。
※皇鈴山も山頂まで車で行けますが、登山サイトなので少しでも歩くコースを紹介しています
東秩父村大内沢にある観光用駐車場から整備された林道を歩き、登谷山を経由して皇鈴山へ。下山は来た道を戻ります。
但し、こちらのコースも殆どが整備されたアスファルトの道を歩くため、登山道と言えるのは登谷山から皇鈴山間の数百mの間だけ。登山道を歩きたい方にとっては物足りなさを感じるかもしれません。
標準コースタイムと難易度
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