横瀬二子山登山活動記録
山行日 | 2022月7月23日(土) |
標高 | 882.7m |
登山コース | 道の駅あしがくぼ第2駐車場〜二子山雌岳〜二子山雄岳〜焼山往復 |
標準コースタイム | 4時間50分 |
コースタイム実績 | 3時間54分 |
距離 | 8.5km |
上り/下り(累計) | 1014/1034m |
駐車場 | 道の駅果樹公園あしがくぼ第2駐車場(無料/50台) |
横瀬二子山の紹介記事はこちらです👇
山行記録
今日は武甲山を近くから見たいと思い立ち、暑いですが武甲山の絶景スポットと言われる横瀬の二子山~焼山に行ってきました。
横瀬二子山は2020年のお正月に登って以来2年振りです。夏の奥武蔵はどんなもんかと登ってきました。
6:55
道の駅果樹公園あしがくぼに車を停めますが、登山者の駐車は第二駐車場を推奨されていますので、こちらに駐車します。
50台程停められるくらい広いので、ゆったりと使えてトイレもあって、しかも無料という良い条件が集約された駐車場だと思います。
準備を整えて早速登山開始します。
駐車場沿いの横瀬川を渡ると登山口があります。
右手の地面の上に登山届のポストがありますので、登山届を提出して入山します。
この奥にある線路を渡れば登山道に入ります。
奥武蔵らしい綺麗な緑に囲まれた登山道です。写真はピンボケしてますが。
少しずつ高度を上げていきます。
苔むしたイイ感じのところもあります。
コースは明瞭で歩き易い道が続き、やはり同じ山域の伊豆ヶ岳登山道に似た雰囲気があります。
7:08
案内板もしっかり。
7:12
登山しながら勉強ができます。
森に光が差し込む幻想的な雰囲気も良かったです。
7:44
この案内板の所で尾根に出ました。
尾根に出ると吹き上がりの風が出てきて気持ち良かったです。
汗ばんだ身体も体温を下げてもらって少し涼しくなりました。
相変わらず緑も綺麗です。
7:55
山頂直下の急登です。
ここの急登はかなりキツイ勾配で、足場も踏み崩されていてちゃんと足を踏ん張る場所が殆どないため、ロープがないと登れないです。
ピンボケしている写真がここの急登の不安定さの表れです。
帰りに20人程のトレランチームがここを登っていましたが、皆さん大苦戦してました。もはやここの急登はこの山の名物と言ってもいいと思います。
8:03
二子山雌岳に到着です。雌岳からは特に眺望はありません。雄岳に向かいます。
8:11
二子山雄岳882.7mに到着しました。
三等三角点の上に狛犬が置いてあります。2年前には無かったと思います。
どなたかが置いてくれたのでしょうか。
雄岳山頂からの武甲山です。凄く近い、すぐ目の前にどっしりと構えています。
生い茂っている木の隙間から見えます。
こちらは2020年の1月に登った時の画像です。冬は落葉して視界が広がり、我らが埼玉の日本百名山両神山まで綺麗に見えました。
ですが、この時は朝7時過ぎに登頂と、時間が早くてちょっと暗い写真になってしまったので、冬に登る場合は明るい昼前くらいが良いと思います。
更なる武甲山スポットである焼山に向かいます。
8:48
尾根を下ったり登ったりして進みます。
倒木も越えていきます。
8:57
20分程で焼山(850m)山頂に到着しました。
木の向こう側に武甲山の三角が見えます。
そして開けたところから覗くと、武甲山がめっちゃくちゃ近くてカッコいいです!
正に武甲山の絶景スポット。日本二百名山の武骨な山容をじっくりと見ることができます。
奥には両神山も見えますが、この日はピンポイントで山頂に雲がかかっていました。しばらく粘りましたが、綺麗な拳形の姿は拝めずでした。
この角度からですと、武甲山が石灰採掘のために削られた範囲がなんとなくわかります。
綺麗に水平に切られているところが「800mライン」です。
このサイトの武甲山紹介ページにも記載しましたが、大正時代から秩父の産業を支えた武甲山の石灰採掘ですが、このまま山頂が無くなってしまうのか、今でも採掘の賛成派と反対派で議論が続いています。
目的の武甲山の勇姿を拝むことができて、良い写真も撮れたので下山します。
帰りは今回の登山の満足感も手伝って、尾根道に吹く風がとても気持ち良く感じました。
まとめ
2年前に登った冬の季節とは様変わりした夏の奥武蔵登山道を歩いてきました。
少し暑かったですが、人気のコースだけあって特に危険な箇所もなく、尾根への吹き上がりの風に吹かれながら気持ち良く歩くことができました。
目的としていた武甲山の絶景ポイントからの景色は期待通りで、二子山(雄岳)からの武甲山の山容はもちろん、焼山からの武甲山は目の前にどっしりと佇む姿を見ることができ、その迫力に興奮しました。
特に夏の緑を纏って生命力が溢れる武甲山の姿は感動的で、石灰採掘で細々と痩せていく武甲山のイメージはあるものの、まだまだ見る者を圧倒する武骨な山容と存在感は健在だと感じました。
なかなか良い写真も撮れたので、今日撮れた武甲山の写真は、このサイトのメイン画像に使いたいと思います。
横瀬二子山の紹介記事はこちらです👇