[埼玉登山] 品刕(しなしゅう) 639m 小鹿野町

もんじゅ峠からの両神山と二子山
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品刕の特徴

品刕は小鹿野町にある秩父鉄道白久駅の北に位置し、長若天文台と金精神社があるもんじゅ峠から続く稜線上のピークです。

山頂は樹林に囲まれて鬱蒼としており、三角点があるだけで展望はありません。 登山道にも案内板が無いため、登るにはGPSや地図の準備が必要です。

品刕山頂標識

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金精神社

金精神社
金精神社

品刕の登山口となるもんじゅ峠には金精神社があり、男根の形をした御神体が祀られているようです。

秩父三名峰の絶景が見られるもんじゅ峠

もんじゅ峠

もんじゅ峠は、知る人ぞ知る絶景ポイントで、秩父のシンボルの武甲山、日本百名山の両神山、秩父の名峰二子山を一度に楽しむことができます。

この秩父三名峰を良い距離間で見応えを持って一度に堪能できる場所は、埼玉県の広い山域の中でも、このもんじゅ峠だけではないかと思います。

また、奥武蔵山域の横瀬二子山も見えますので、W二子山を眺められるのも面白いです。

もんじゅ峠からの武甲山
もんじゅ峠からの武甲山と横瀬二子山
もんじゅ峠からの両神山と二子山
長若天文台からの両神山と(左)二子山(右)

品刕の登山コース

もんじゅ峠にある金精神社の隣の駐車スペース(無料/1台分)に駐車し、稜線を辿って品刕へ至ります。

コースチェック

・短いルートですが、起伏が激しいコースで、バリエーションルートと思う程ガレ場やザレ場が続きます。トレランシューズより登山靴を推奨します。

長若天文台入口

案内はありませんが、登山口がある長若天文台に入ります。

長若天文台

天文台の建物の左側に進みます。

品刕登山口

両神山が見えます。天文台の裏側から両神山と二子山の絶景が楽しめます。

この写真左にあるススキの裏側が登山口となっており、下るようにして尾根に入ります。
因みに筆者は最初、この登山口が全然わからず、展望台を周回しても気付くことができず、かなり迷いました。

私の登山史上で最も分かり難い登山口でした。

品刕登山道

登山道に入ると、道は極狭で足場がなく、木の枝や棘のある植物などで荒れており、もの凄い進みにくい状態でした。

そのまま突き進んでいけば、10分程で落ち着いた登山道に出ますが、かなりの道悪なので、引き返して林道から尾根に取り付く方法も紹介します。

品刕林道登山口

もんじゅ峠から林道を150m程下った所にある、植林伐採エリアから入山する方法がおすすめです。
写真一番左の木に青テープが貼られているのを確認したら、その右手の道なき急登を登ります。

森林伐採エリアなので、足場がないことはなく、50mほど登れば天文台から繋がっている尾根に取り付くことができます。
天文台からの悪路よりおすすめですが、それでも足場は悪いので、気を付けて登って下さい。

品刕尾根道

尾根に取り付くとどっちに進めばよいかわからない道になります。
この岩に沿って進んでください。

多少迂回しても大丈夫ですが、しばらくはこの岩尾根から離れないこと。
とにかく歩き難い道が続きます。

足場の悪い道

踏み跡がないので、上で説明した岩沿いを守って登ります。
地図やGPSを見ながら方向を間違えないように進みましょう。

品刕尾根の紅葉

登りは急登が続きます。

品刕登山道ススキエリア

岩尾根を越えると登り返しでススキエリアに入ります。
この峰は山名がないので、登山者には「名もなき峰」と呼ばれているようです。

登山道が見えませんが、辛うじて狭い道が残ってます。

名もなき峰からの景色
名もなき峰からの景色(小鹿野方面)

名もなき峰からの景色は絶景です。

名もなき峰からの景色(奥秩父)
名もなき峰からの景色(奥秩父の山々)

奥秩父の山並みを眺めることができます。

品刕登山道尾根の急登

名もなき峰を一旦下ったら、再び登り返しまます。

品刕登山山頂手前の急登

急登が続く尾根を登ったら山頂に到着です。

品刕山頂標識
品刕山頂広場

山頂は山頂標識と三角点があるのみで、展望はありません。

標準コースタイムと難易度

もんじゅ峠~品刕~もんじゅ峠

1時間| 難易度★★☆☆☆

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