
芋ノ木ドッケの特徴

芋ノ木ドッケは、埼玉県と東京都にまたがる標高1946 mの山で、 白岩山と雲取山の間にあり、白岩山のすぐ南、雲取山の北東に位置します。
埼玉県側から眺めると、隣の白岩山と形の良い双耳峰をなしていますが、標高は白岩山よりも芋ノ木ドッケの方が25m高く、むしろこちらの方が主峰で、東京都の山の中では第2位の高峰となります。
雲取山からの山稜では、北の白岩山~三峯神社方面に続く三峰山稜と、東の酉谷山方面に続く長沢背稜とに分かれるジャンクションピークとなっています。
国土地理院の地形図では「芋木ノドッケ」となっているため、芋木ノドッケと呼ばれることもあります。
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芋ノ木ドッケの山頂

芋ノ木ドッケの標識は山頂ではなく分岐点に設置されていること、雲取山へは芋ノ木ドッケのピークを通るよりも巻道を通った方が早いため、山頂へ立ち寄る人は少なく、山頂周辺の道は狭くなり難易度が上がります。
芋ノ木ドッケの山頂には標識はなく、雲取山側に少し下りた所にある道案内の支柱に山名が記載されているだけです。
ピーク地点には山頂を表すための物かはわかりませんが、三角点のような石柱が埋められています。

山名の由来
芋ノ木とは、ウコギ科の落葉高木のコシアブラのことで、ドッケとは「突起」がなまった言葉です。
コシアブラの木が多い、とがった峰という意味で付けられています。
芋ノ木ドッケの登山コース
三峰ビジターセンター駐車場から雲取山登山口に入り、地蔵峠、霧藻ヶ峰、お清平、白岩山を経由して芋ノ木ドッケに至ります。
この山だけを目指して登山する人は稀で、多くの登山客は雲取山と合わせて登ります。
標準コースタイムと難易度
三峰ビジターセンター~霧藻ヶ峰~お清平~白岩山~芋ノ木ドッケ往復
8時間20分| 難易度★★★☆☆
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