『奥武蔵ロングトレイル35km』完走の攻略ポイントを紹介します

奥武蔵ロングトレイル

2023年の初開催にして参加者は1000名近くにも上り、一躍埼玉を代表するトレイルレースになった奥武蔵ロングトレイル35K。

第一回大会を完走した経験から、今回初めて参加するトレラン初心者の方や前回完走できなかった方のリベンジを応援する目的で本レースの攻略ポイントをまとめました。

コースの特徴、ウェーブスタートとスタート後の渋滞回避のアドバイスやエイドステーションのメニューから持ち物と天候の対策まで解説しています。

レース前に知っておくことで間違いなく完走に役立つ情報を記載していますので、是非参考にしていただければと思います。

奥武蔵ロングトレイル35km完走レポートはこちら👇

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奥武蔵ロングトレイル大会概要

飯能市と奥武蔵山間地区が総力を挙げて開催するトレイルレースで、山間地域の活性化と自然保護の観点からも多くの人が山や森林に親しみ、楽しんで走ることを目的とする大会として、メイン主催者であるひだまり山荘の社長の熱い思いで実現した埼玉県最大規模のトレイルレースです。

大会公式サイトはこちら👉奥武蔵ロングトレイル

35kmというロングレースのため、初心者の方は完走できるか不安に思う方もいらっしゃると思いますが、制限時間や参加条件を鑑みましても、他の埼玉県内主要トレラン大会よりもハードルは比較的低く、エントリーし易い大会であると思います。

埼玉県内主要トレラン大会名距離累計標高制限時間エントリー条件
AROUND TOKI RIVER54.4km2650m11時間20km以上のトレラン完走者
トレニックワールド
  in外秩父 50km
50km2900m11時間30km以上のトレラン完走者
トレニックワールド
  in外秩父 45km
45km2500m10時間30km以上のトレラン完走者
ジャングルぐるぐるマックス40km2350m10時間ナイトトレラン経験者
ハーフマラソン、
15km以上のトレラン完走者
Fun Trails Round
  秩父&奥武蔵100k/30k
30km1423m7時間なし
トレニックワールド
  inおごせ・ときがわ50km
50km2600m11時間30km以上のトレラン完走者
トレニックワールド
  inおごせ・ときがわ30km
30km1400m8時間なし
奥武蔵ロングトレイル35km2200m10時間なし
埼玉県主要トレラン大会

大会もお祭りのような雰囲気でアットホームですし、エイドステーションもしっかりとしてますので、トレラン初心者の方でも登竜門のような位置づけとして楽しんで走れると思います。是非、完走目指してチャレンジしてみてください!

35kmコース

コース上の最高地点は顔振峠の標高500mですが、小刻みなアップダウンが続き、累計標高差は約2200mにも上る難易度はやや高めのコースとなっています。

しかし、レースに向けてしっかりと準備•対策をすれば、完走は決して難しいチャレンジではありません。筆者も普段は登山がメインでマラソンもトレランも未経験でしたが、完走することができました。

ここに書いてある内容をご覧になって、「なるほど」と思える情報は頭に入れて、事前の準備にお役立てください。それでは見て行きましょう!

奥武蔵ロングトレイル35kmコース

飯能中央公園-天覧山-天覚山-大高山-吾野駅-顔振峠-ユガテ-長念寺-釜戸山-永田-飯能中央公園

コースマップはこちら👉35kmコース

標高グラフ
           35kmコース標高推移

スタートの飯能中央公園から14km地点の吾野駅エイドまでは、飯能アルプスのサメの歯と称されるアップダウンが続くコースで最も過酷なエリアです。

良いタイムを出すには終盤を見据えてここでヘトヘトにならないことが重要です。周りの早いペースに合わせることなく、ペースは抑え気味で体力を温存しましょう。

14km地点吾野駅エイドから17km地点の顔振峠までは、走り易いロードの平地1km+登りが1km。残り1kmはオフロードでやや急登ですが、ここを踏ん張れば最高標高500mまで上がります。平地は飛ばして、急登は慌てずじっくり登るのが良いと思います。

顔振峠から26km地点の長念寺エイドまでは緩やかな下りが続くので、一番走りやすいエリアです。気持ち良く走ってタイムを稼ぎましょう!

長念寺からゴールの飯能中央公園までの残り9kmは体力も限界に近づき、自分との戦いになります。それでも最後のゴール手前3kmは平坦なオンロードですので、苦しい山越えは6kmを残すだけです。「絶対に完走する」という強い気持ちで乗り切ってください!!

攻略ポイント

レース本番前にコースの2/3は下見をしておきましょう!一度経験したコースはレースイメージがし易く、全く知らないコースを走るよりも安心感を持って走ることができるため、事前のコースチェックを強くお勧めします。

完走率

第一回大会のショート35kmの完走率は81.6%(主催者発表)でした。
第二回大会からは制限時間が1時間短くなり、70%程度までは下がると予想されますが、それでも十分高い完走率です。

出走者数約810人
完走者数約660人
完走率81.6%
第一回大会完走率
攻略ポイント

完走率から分かるように、しっかりと準備と対策を錬れば、35kmコースの完走はそう難しくはありません。

受付時間とスタート時間

受付は前日(13:00~20:00)のみに変更となっています。
第一回大会で当日受付をされた方は間違いのないようご注意ください。
(※特別な理由のみ事前連絡で当日受付可)

スタート時間は8:00で自己申告制のウェーブスタートです。
(※スタート時間も第一回大会の9:00から1時間早い発走となっています。ご注意ください。)

ウェーブスタートは、フルマラソンの持ちタイムの早い順にA~Cグループに分かれて順次スタートしていきます。(※人数は大まかな目安です)

Aグループフルマラソン3時間30分以内400人
Bグループフルマラソン4時間30分以内400人
Cグループフルマラソン4時間30分以上400人
ウェーブスタートグループ分け

前回、私はフルマラソン未経験でしたのでCグループからスタートしましたが、スタート時間はAグループがスタートしてから20分遅れでのスタートでした。

遅れた分の時間はGPXで計測してますので、スタート時間が遅れてもタイムロスすることはありませんのでご安心ください。

攻略ポイント

ウェーブスタートでも1グループ300~400人が一気にスタートするため、レース序盤の天覧山・多峯主山とおのすやま~天覚山の狭い登山道がボトルネックとなって渋滞が発生し、立ち止まって渋滞が解消されるまで待たされることになります。
渋滞でのタイムロスを最小限に抑えるためには、影響を多く受ける後方からのスタートを回避するため思い切って前のグループでスタートするか、グループの先頭でスタートを切れる位置を確保することをお勧めします。

奥武蔵ロングトレイルスタート
スタート直後の様子
登山道渋滞
渋滞の様子

エイドステーション情報

各地点のエイドステーションを紹介します。
エイドでのエネルギーチャージは攻略するうえで最も大切なポイントです。
休憩と栄養補給をしっかりしてコンディションを整えましょう!

攻略ポイント

エイドで提供されるメニューはストックOKです。食料、水分が不足していると思えば、空になったペットボトルに水分の補給、おにぎりなどは行動食としてザックに補充しましょう。

2023年第一回大会のメニューは以下の通りでした。雰囲気がわかるよう写真も掲載します。

9km地点  東峠ウォーターエイド (水のみ)
14km地点吾野駅梅おにぎり、いなり寿司、バナナ、きゅうり(漬物)、大福、カステラ、スポーツドリンク、水
18km地点阿寺諏訪神社  ウォーターエイド (水のみ)
26km地点長念寺バナナ、冷やしミニトマト、コンソメスープ、クリームパン、塩、スポーツドリンク、水
※メニューは大会毎に変更する可能性があります

東峠
9km地点 東峠のウォーターエイド
第一エイド吾野駅
14km地点 吾野駅エイドステーション
第一エイドのおにぎり
吾野駅エイドステーションの梅おにぎり
第一エイドのきゅうり
吾野駅エイドステーションのきゅうり(漬物)
長念寺
26km地点 長念寺エイドステーション
第二エイド
長念寺エイドステーションのコンソメスープと冷やしミニトマトと塩

中間地点、顔振峠の平九郎茶屋を上手に活用しよう

平九郎茶屋
顔振り峠の平九郎茶屋

顔振峠の平九郎茶屋は、コース上ではちょうど中間地点となる17km地点・最高標高500mの高さにあるエイドステーション以外で最も大きな休憩ポイントになります。
食料や飲料を販売しているため、不足分はここで調達できます。実際に多くのランナーが休憩に利用していましたし、私もスポーツ飲料を購入しました。

攻略ポイント

平九郎茶屋の1km先、コース18km地点にある阿寺諏訪神社は水だけのエイドのため、26km地点の長念寺エイドステーションに繋げるための拠点として上手に活用しましょう。

関門と制限時間

制限時間が以下の通り設けられています。
※第一回大会から大幅に変更がありますのでご注意ください

第一関門吾野駅(14km地点)12時(スタートから4時間後)
第二関門長念寺(26km地点)16時(スタートから8時間後)
フィニッシュ飯能中央公園(35km)18時(スタートから10時間後)
関門と制限時間

持ち物

参考に私がレースに持参した食料を記載します。
※スタート3時間前に朝食、スタート1時間前におにぎり1個を食べてます

・おにぎり2個
・ゼリー飲料 180kcal×2個
・パン1個
・スポーツ飲料300ml×2本(1個は冷凍して保冷剤を兼用)
・水500ml×1本
・カロリーメイト2袋入り1箱
・塩分チャージ6個

カロリーメイトは軽量&高カロリーなので愛用しているランナーも多いです。パサパサしてるので飲み込みづらいですが、水と一緒に胃に流し込みましょう。

スタート前に持ち物の不足に気付いたら、会場から300m程の所に最寄りのコンビニがありますのでスタート前に調達しましょう。

それから必携品として大会側からマイカップ持参の指示があります。エイドでのスポーツ飲料はマイカップへの注水が義務付けられているので、必ず持参しましょう。

レース用マイカップを紹介します。
主催のひだまり山荘さんも推奨しているフランスのトレイルランニング専門ブランド「レイドライト」のウルトラライトエコタッスは、軽くてクシャッと畳めて大変便利です。
併せてノースフェイスのソフトカップも紹介します。

大会直前に売り切れになることもありますので、早めにご準備ください。
(ひだまり山荘ブログはこちら)

天候

開催時期が梅雨時期のため、雨だと道悪、晴れても真夏日と、曇り以外は難しいコンディションでのレースとなります。

雨天時ではバイザー、レインウェア(透湿防水)、防水スプレー、ゲイター、晴天時では帽子、日焼け止め、サングラスなど、天候に合わせた装備を準備しましょう。

試走時の経験ですが、雨で濡れたコースはかなり滑りますので、特に下りは転倒によるケガに十分注意してください。

攻略ポイント

レース当日が晴れの場合、気温は午前中から30℃を超えてきます。熱中症対策をしっかりして。雨の場合では足元がかなり滑りやすくなるため、特に下りでは転倒に注意してください。

記念品

参加賞として奥武蔵ロングトレイルの記念手拭い(写真右)と飯能市にあるお菓子屋さんの若松屋菓子舗名物「東郷せんべい」(写真左:瓦せんべいのようなもの)2枚入りが貰えます。

また、完走者には後日、公式HPよりデジタル版の賞状を公式ホームページからダウンロードできます。(※11月末まで)

まとめ

奥武蔵トレイルレースはロングコースの登竜門となるレースとはいえ、長距離未経験の方にとっては完走できるか不安な方も多いと思います(私もそうでした)。それでも前回大会の完走率の高さを見る限り、完走そのものは手の届かないような高いハードルではありませんので、しっかりと対策と準備をして本番に臨みましょう。

レース中は「辛くなったらしっかり休む」「周りの人と会話をして励まし合う」「エネルギーは早め早めに摂取する」を心掛けてください。

完走以外にもレースに参加された方々との触れ合いや、奥武蔵の山の美しさを楽しむことができます。まずは「楽しく走る」を1番の目標として、自分を表現する場として存分にレースを楽しみましょう!
途中で写真も撮ってくれていますので、笑顔を作って元気いっぱいで撮ってもらってください!

本サイトを参考にされた方々が無事に完走できることを心より願っています。

奥武蔵ロングトレイル35km完走レポートはこちら👇

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