新柵山登山活動記録
山行日 | 2022月7月30日(土) |
標高 | 490.2m |
登山コース | くぬぎむら体験交流館~越沢稲荷の大杉~新柵山~越沢稲荷の大杉~くぬぎむら体験交流館 |
標準コースタイム | 1時間40分 |
コースタイム実績 | 1時間20分 |
距離 | 3.7km |
上り/下り(累計) | 220m/229m |
駐車場 | くぬぎむら体験交流館前駐車場 |
新柵山の紹介記事はこちらです👇
山行記録
今回はときがわ町にある新柵山に行ってきました。
待ちに待った梅雨明け一発目の登山ですが、午後から用事があるので朝登山でサクッと帰ってこられそうな山を選びました。
そこまで知名度のある山ではありませんので、何が出てくるんだろうというドキドキ感があります。
何か面白いものが見つかるといいなぁという感じで行ってきました。
6:05
くぬぎむら体験交流館(手作りうどんが美味しいと評判です)の敷地の外にある2台程停められる駐車場(下の写真の右側茶色い看板の手前)に車を停めて登山口に向かいます。
6:15
林道の登り方向に沿ってスタートです。
さっそく看板があり、登山口にある越沢稲荷の大杉まで300mです。
6:20
ここの分岐を右に進みます。案内板がないのでどっちに進めばよいか迷いました。
細い道を抜けていきますと…
6:24
トトロのバス停と越沢稲荷の大杉の看板がありました!
手作り感があって愛らしいです。
猫バスが来てくれるのでしょうか?10分程ベンチに座って待ってみましたが、草の匂いの中で虫の鳴き声が聞こえるだけでした。それはそれで夏を感じられて良かったです。
バス停のすぐ隣に越沢稲荷の大杉です。ものすごく太くて迫力満点です。
幹周りは6.1mもあり、枝は長く、地面に着きそうなほど垂れ下がっています。
越沢稲荷の御神木として地域の方々に親しまれているようです。
大杉のすぐ裏に越沢の稲荷神社があったので、山行の無事を祈願して入山。
神社を過ぎるとすぐ登山道に入ります。
あまり人が入り込んでいないせいか、道は踏み固められていない状態で、落ち葉や木の枝も覆いかぶさっていてやや荒れ気味でした。
6:37
途中の案内板です。来た方向には「檥峠」と書いてあり、読めませんでしたが、どうやら「ぶなとうげ」と読むようです。(家に帰ってから調べた)
案内は所々ありますので、道迷いはほぼほぼないです。
6:55
新柵山山頂です。くぬぎむら体験交流館から約50分でした。
途中、登山道のすぐ脇の草陰に動物の気配があって、今までに感じたことがない雰囲気だったので、もしかして熊?って思って心臓バクバクになりながら10mほど後退しましたが、めっちゃデカイ鹿でした。
ホッとしたら膝がガクガク震える始末でした。
のっぺりと長い山頂ですが、木が生い茂っていて座って休憩とかはし難そうでした。眺望もなしです。
長居する時間もないので直ぐに下山します。
登山口と山頂の中間辺りに「光岩」の案内がありました。谷側に下りていく案内になっていたので、50mほど下りていき、ウロチョロ探しましたが、それらしき岩は見つかりませんでした。
ネットで調べると「淡いピンク色をしたチャートで、見事な縞模様をしている。大野から見ると時刻によって太陽光を反射して光ることが名の由来である」との情報が出てきましたが、場所の詳細がわかりません。
大野とは恐らく都幾川を挟んだ向こう側にある大野集落(堂平山の南側の辺り)のことと思われます。
今回は時間がないので、光岩探しは断念して次回詳しく調べてからもう一度探しに来たいと思います。
長岩も途中にある案内板です。こちらも「これが長岩」という標識が立てられていないので定かではありませんが、恐らくこの稜線上の先200~300m辺りにあるやや大きめの岩が目立つエリアがあるので、そこの岩のことではないかと思います。
7:35
くぬぎむら体験交流館まで戻って来ました。すぐ隣にある浅間神社です。
ここの社屋に来るまでの石段はもの凄い急坂で、足場も狭くて手すりもないためめちゃくちゃ怖いです。
一応私は降りることもできましたが、下りられなくなって左手にある林道から迂回して下りる人も多くいるようです。スリル満点の階段上りを味わいたい方は是非。夏は暑さを忘れられます。
ゴミ拾いしましたが、登山客が少ない山なので、ゴミも少なかったです。
令和のペットボトルと昭和(平成?)の空き缶ですね。対比が哀愁を感じてイイ感じですが、ゴミが落ちているのはよろしくないですね。ゴミはちゃんと持ち帰りましょう!
まとめ
ときがわ町の奥にある里山は、よほどの埼玉登山マニアじゃないと足を踏み入れないのか、登山道は踏み固められておらず荒れていて、何が出てくるかわからない謎テイストを感じるちょっと緊張しながらの登山でした。
それでも結果的には案内板もしっかり立てられており、難しい道もないため、静かな里山登山を楽しむことができました。
動物が出てきたり、光岩がわからなかったりとアクシデントが逆に冒険心をくすぐってくれるような山行でした。
トトロのバス停と越沢稲荷の大杉は一見の価値があり、心躍る名所でした。
ときがわ町民でもあまり登らないマイナーな山の登山口としては、初っ端から新柵山ワールドに引き込んでくれる素晴らし過ぎる演出になっていると思いました。
訪れたのが夏だったので、くぬぎむら体験交流館の名物ひもかわうどん(提供時期:9月~4月)はやっていなかったのは残念ですが、県外からも食べにくるお客さんいるほど美味しいと評判ですので、また次回食べに来たいと思います。
新柵山の紹介記事はこちらです👇