隣接都県に跨ることのない埼玉唯一の日本百名山
両神山は秩父市と小鹿野町に跨る標高1723mの山で、日本百名山に指定されています。
同じ埼玉の日本百名山のである雲取山や甲武信ヶ岳と違い、隣接都県に跨ることのない埼玉県内にそびえ立つ唯一の日本百名山です。
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山名の由来
山名の由来は、イザナギ、イザナミの2つの神を祀っていることから両神と呼ぶという説から、「龍神(りゅうがみ)を祭る山」が転じて両神山となったという説等、諸説ある。信仰の山で、日向大谷コースが表登山道として数多くの石仏、石碑、丁目石が残されています。
日帰りメインで、同じ埼玉の日本百名山である甲武信ヶ岳や雲取山と比べてもアプローチし易い山とされています。
名山選定
日本百名山、関東百名山、新・花の百名山、秩父三山に選定されています。
両神山の登山コース
定番の表参道コースは、日向大谷口(ひなたおおやぐち)から富士見坂を経て山頂に至るコースで、最も利用者が多い主要コースとなっており、山頂手前付近にやや険しい鎖場はありますが、総じて危険箇所は少ないコースです。
七滝沢コースは近年の台風の影響により現在通行止めとなっております。
八丁峠コースは、八丁峠登山口駐車場から長い道のりに鎖場が連なる県内屈指の難コースです。 途中に水場もないため登山初心者にはおすすめできないコースです。経験を積んだ中級者になってから挑戦することを推奨します。
白井差新道コースは地権者(確か山中さん)によって整備された有料登山道です。登山開始前に事前連絡をして協力金1000円を支払いますが、駐車ができて下山後は両神山の記念バッチがもらえます。
地権者が「この白井差新道では、これまで大きな事故が起きていないのが自慢」と言うように、登山道はかなり整備されていて好評です。また紅葉の評判も良いコースで秋の山行におすすめのコースとなります。
標準コースタイムと難易度
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