
東京百名山の最低山 飛鳥山
飛鳥山は北区にある標高25.4mの山で、東京百名山の中では最も低い山で選定されています。
山頂は飛鳥公園内にあり、公園の北側に山頂モニュメントが設置されています。
東京都のおすすめの山々を紹介しています👇
飛鳥山公園
飛鳥山公園は、約300年前に八代将軍徳川吉宗が江戸っ子たちの行楽の地とすることを目的として桜の名所として整備されました。
その歴史を汲んで、1873年(明治6年)に上野・浅草・芝・深川と並んで日本で最初の公園として指定されています。

JR王子駅を中央口の飛鳥山公園方面出口から出ると、すぐに飛鳥山公園の入口があります。

入口には公共モノレールのあすかパークレールがあり、このアスカルゴに乗れば階段を登らなくても公園の上に運んでくれます。
※運行時間:10:00~16:00


公園内はたくさんの花が植えられており、華やかな雰囲気に包まれています。

江戸時代に徳川吉宗が桜の名所として整備したことから、現在でも桜の木が多くあり、春にはお花見スポットとして多くの観光客が訪れます。

飛鳥山の山頂は公園の北側にあり、モニュメントが建造されています。
標高も25.4mとしっかり刻印されています。

飛鳥山は他にも見所が多く、児童エリアには旧都電として昭和53年4月まで実際に荒川線を走っていた車両(写真右)が展示されています。
こちらの車両は6000型6080号と呼ばれる昭和24年製造の車両です。
蒸気機関車の方はD51と呼ばれる型式で、こちらも昭和47年6月まで実際に走っていた物車両で、昭和18年の製造です。
近くにJRや都電荒川線が走っていることから、地域の方々と鉄道との繋がりといった生活や文化を垣間見ることができます。

児童エリアの隣には紙の博物館もあります。
こちらは、和紙、洋紙を問わず古今東西の紙に関する資料を幅広く収集し、保存・展示する世界有数の紙専門の博物館です。
紙の製造工程から種類や用途、紙の歴史、紙の工芸品、歴史的資料や生活用品などを展示しており、その他にも1万点を超える紙関連の書籍があり、図書室で一般にも公開されています。
年間を通じて紙のイベントも実施されており、毎週土曜日と日曜日に開かれる「紙すき教室」は、牛乳パックから手すきのハガキを作る内容で、年齢を問わず人気です。

他にも北区の歴史・自然・文化などに関する展示されている飛鳥山博物館や、渋沢栄一の生涯と事績に関する資料が展示されている渋沢栄一史料館、旧渋沢庭園といった観光スポットもあります。

アクセス
- JR京浜東北線「王子駅」(中央口か南口)から徒歩すぐ
- 東京メトロ南北線「王子駅」(1番出口)から徒歩3分
- 東京メトロ南北線「西ヶ原」(2番出口)から徒歩4分
- 東京さくらトラム(都電荒川線)「飛鳥山」「王子駅前」から徒歩すぐ
- 北区コミュニティバス「Kバス」王子・駒込ルート⑧⑳飛鳥山公園から徒歩すぐ
駐車場利用時間:8:30~18:30(有料)
※園内への自転車の乗り入れは不可
東京都のおすすめの山々を紹介しています👇