丸山の特徴
丸山は埼玉県秩父市と横瀬町の境にある標高960.3mの山で、山名の由来は古くから正丸峠の由来となった正丸山(旧小丸山:しょうまるやま)に対して大丸山(おおまるやま)と呼ばれていましたが、こんもりとしたドーム形の山容を理由に、地形図に丸山と記載されてから丸山の呼び名が一般的になったとのことです。古い山名の名残として、今でも地元の方々には大丸(おおまる)と呼ばれています。
山頂付近の森林は「森林浴の森日本100選」に選ばれており、ハイカーには癒しの空間としても人気があります。美しい雑木林の尾根道を登り山頂へ赴けば、三等三角点とコンクリートで作られた立派な展望台が最後の砦と言わんばかりに待ち構えます。
埼玉県の指定文化財の絶景を楽しむ
その展望台を登れば360度の大パノラマが待っています。
秩父側は武甲山、両神山、奥秩父の山々、更に遠くには八ヶ岳までが見え、関東平野に目を向けると、浅間山、榛名山、赤城山、男体山、筑波山、東京のビル群やスカイツリーなどの展望が見事に開けており、圧巻の景色が広がります。
埼玉県の低山の中でもトップクラスの絶景は、名勝「外秩父丸山の眺望」として景色そのものが埼玉県の指定記念物に指定されており、その絶景を求めて多くの登山者が訪れます。
丸山の登山コース
芦ヶ久保駅及び道の駅芦ヶ久保(車は第二駐車場を推奨)からあしがくぼ果樹公園前を通り、ハイキングコースから県民の森に向かって登ります。県民の森からは10分程で丸山山頂に到着します。
来た道を戻り、途中で日向山方面へ分岐して周回コースを取ります。日向山山頂から迫力のある武甲山を眺めてスタート地点へ戻ります。
登山道は整備され歩き易く、勾配も比較的やさしいところが多いです。中腹からは美しい雑木林に囲まれ気持ち良い登山が続きます。
標準コースタイムと難易度
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