不動山の特徴
不動山は長瀞町にある標高549.2mの山で、陣見山登山コースで繋がる雨乞山と結んで歩かれます。
間瀬峠からの尾根道は自然林と植林に囲まれた気持ちの良い登山コースで静かな山歩きを楽しむことができますが、道案内のピンクリボンは殆ど貼られておらず、踏み跡を歩いていくことになるため、晩秋から冬季にかけては落ち葉でコースが分かり難い箇所もあるので地図やGPSは忘れず入山したい山です。
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不動山の山頂
三等三角点のある山頂は、木立に囲まれて展望はありませんが、長瀞を象徴する岩畳のような岩の傍に山頂標識が立てられています。山頂から少し下った所に石尊大権現が祀られており、その周辺から武甲山、蓑山、破風山といった秩父方面の展望が望めます。
山名の由来
山頂に仏教の五大明王の一神である一切の悪魔を降伏させる不動明王を祀ってあることから山名がつけられました。
元々は神奈川県大山の山岳信仰と修験道的な信仰が融合した神であり、大山寺の本尊が不動明王であったこととされます。
江戸時代の三代将軍家光の頃に大山が観光名所となり、関東一円で石尊権現信仰が広がったことから、各地で石尊山の名称や石尊宮の建立が興ったとされています。
不動山の登山コース
樋口駅または野上駅から間瀬峠を経て尾根道を進み、不動山の山頂へ。多くは雨乞山と合わせて登られます。
標準コースタイムと難易度
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