正丸山~川越山登山 正丸峠の名物正丸丼を食べに行こう

正丸丼
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正丸山~川越山登山活動記録

山行日2023月9月23日(土)
標高正丸山780m 川越山766.4m
登山コース正丸駅~伊豆ヶ岳登山口分岐~正丸峠(奥村茶屋)~正丸山~川越山往復
標準コースタイム3時間25分
コースタイム実績2時間18分
距離7.6km
上り/下り(累計)565m/563m
駐車場正丸駅前駐車場 (500円/日)

正丸山、川越山の紹介記事はこちらです👇

山行記録

この日は午後の予定がなくなって時間が空いたので、正午前に急遽山へ。正丸峠にある奥村茶屋の名物『正丸丼』を食べに正丸山と川越山にトレッキングに行ってきました。
雨上がりの曇り空のため、山頂からの眺望がない山を選んで、のんびり山道を歩いてきました。

正丸駅前駐車場

11:50
正丸駅の隣にある駐車場(500円/日)を利用します。

正丸駅登山ポスト

駅の改札の隣に登山ポストがありますので、登山届を提出して出発です。

登山口

正丸峠、伊豆ヶ岳の案内に従って進みます。

登山道沿いの川

しばらく川沿いのアスファルトを進みます。水の音が爽やかです。

安産地蔵尊

12:03
安産地蔵尊なる建造物がありました。
ここ大蔵山地区では昔、ここで安産祈願をされていたようで、仏前の旗を頂戴して腹帯にして出産を待ったと言われ、古来この地区ではお産で命を落とした婦人はいなかったと伝えられていて、霊験の一旦を表されています。
なかなか面白い言い伝えです。

伊豆ヶ岳登山口分岐

12:13
伊豆ヶ岳登山口分岐まできました。
伊豆ヶ岳に大蔵山コースから登る場合は左、正丸峠コースから登るまたは正丸山や川越山へ向かう場合は、右の正丸峠コースに進みます。

正丸峠登山口

12:15
正丸峠コースの入口に到着です。
この石畳みたいな道ですが、雨などで濡れているとめちゃくちゃ滑ります。想像している5倍は滑りますので、気を付けてください。

正丸山登山道

沢沿いの歩き易い登山道を登って行きます。
登山道に入ると雨の影響もあって、マイナスイオンいっぱいで気持ち良いです。

お申講

12:18
「お申講さるこう」という社がありました。2月の初申に山の神を祭る社殿で、山の多い飯能市にはいくつかあるようです。
祠や古木、石など対象は様々で山を守ってくれる神様です。

正丸峠分岐

12:20
正丸峠方面(左)と旧正丸峠方面(右)の分岐に到着。
どちらからでもほぼ同じ時間で正丸峠に辿り着きますが、定番の正丸峠方面から進みます。

正丸峠手前登山道

分岐先は少し荒れ気味で水が流れていますが、特に難しいところなく登って行けます。
この辺は更にマイナスイオンを感じられました。

正丸峠

12:35
走り屋さん漫画の「頭文字D」で有名な正丸峠に到着です。

正丸峠からの景色

正丸峠からの景色です。ここが正丸周辺の絶景スポットで、天気が良ければ都心の方まで見えるようですが、雨登山のためちょっとどんより。

奥村茶屋

正丸峠の名店「奥村茶屋」です。埼玉ハイカーやロードバイカー、走り屋さんのお客さんに人気の茶屋です。この日は雨のためお客さん少なめでした。

今回の山行の目的である正丸丼はここで食べられます。ジンギスカンのタレに付け込んだ豚肉のを焼いた茶屋丼も新しいメニューで人気のようですが、まだまだエネルギーは残っているので、下山時に寄ることにして正丸山に向かいます。

茶屋の階段

正丸峠は、走り屋(車好き)の方々に人気の漫画「頭文字D」のハチロクVSハチロクの舞台となっており、作中には奥村茶屋やこの階段も描かれているようです。

12:40
この階段を登って正丸山とその先の川越山に向かいます。

正丸山手前の急登

尾根を進むこと10分。正丸山山頂手前の急登です。ここだけは結構ハードで膝とももに疲労が蓄積しますが、ここを乗り越えれば山頂です!

正丸山山頂

12:50
正丸山登頂です!
山頂標識は綺麗ですが、案内板のついでのようで標高も書いてなくちょっと地味です。

正丸山頂広場

山頂広場は狭くなく広くなくベンチもなくといったところです。
川越山に向かいます。

川越山山頂標識

12:56
6分で川越山山頂に到着です。
正丸山と同じ形の山頂標識ですが、周囲をの木々の緑がとても綺麗でした。

川越山山頂広場

山頂広場も正丸山と同じように、狭くなく広くなくでしたが、三等三角点があります。

正丸ケルン

帰りの道、ゴツゴツしたちょっと迫力のある岩があり、その上には小っちゃいケルンがありました。
大きく育ってほしいです。

尾根道

奥村茶屋への帰りの尾根道は関東ふれあいの道コースに選ばれているだけあり、広くて歩き易い道です。

気持ち良い尾根

緑が綺麗な尾根道は奥武蔵特有の景色です。

奥村茶屋店内

13:10
正丸峠まで戻って来て、念願の正丸丼を注文します。
奥村茶屋は改装されて、昔の雰囲気も残しながら綺麗になっていました。

正丸丼

甘辛い味噌を絡めた豚肉はジューシーで柔らかく、白いご飯に合います!ガッツリ掻き込んで、お腹がいっぱいになります。白ネギがアクセントになってこれがまた良いです。
味噌汁も赤味噌風で美味しかったです。
雨と汗の影響から少し体が冷えてきたところに熱々で提供してくれるのが最高で、お腹から温まります。

正丸丼を食べ終わったら下山です。
登ってきた奥村茶屋直下の登山道ではなく、少しコースを変えて下山しました。

正丸峠ガーデンハウス

13:45
旧正丸峠方面に下っていくと正丸峠ガーデンハウスがあるので、この門の脇道から下山するよう案内されてましたが、写真右端の案内版前の脇道が登山道で、正丸駅方面の道に続いているようですが、狭くて分かり難いので、正丸峠ガーデンハウスの正門から入って右側に下っていくと分かり易かったです。

5分ほどで先程出てきた正丸峠分岐に戻り、登山時のコースに合流しました。

お花

下山途中、伊豆ヶ岳登山口分岐から正丸駅までは道端に花がたくさん咲いていて初秋のトレッキングに花を添えてくれました。
花の名前は分からん…
帰って調べたらルドベキアのタカオだそうです。

お花2

鶏の頭に似ているからケイトウ。覚え易いですね。

コアジサイ

コアジサイかと思ってたらタマアジサイだそうです。
少し季節外れですが、綺麗に咲いてました。

まとめ

生憎の雨ということもあり、山頂からの眺望の期待がない正丸山と川越山を歩いてきました。
雨で湿った山道はマイナスイオンがたっぷりで、晩夏でも涼しく、気持ち良く歩くことができました。

木々の緑も綺麗で、正に奥武蔵の樹林帯のトレッキングといった形に加え、雨の登山道は少し水嵩が増して沢登りのようなアドベンチャー感も手伝って、一味違う山登りの楽しさがありました。

奥村茶屋が途中にあることから遭難の危険度もほぼありませんので、雨の日など多少天候不良でも山を歩きたい気分の時はオススメの山かなと思いました。

奥村茶屋の名物正丸丼も食べられましたし、次は茶屋丼を食べに行きたいと思います。

正丸山、川越山の紹介記事はこちらです👇