越生10名山人気投票で堂々の第1位を獲得した大高取山
大高取山は、2016年に全国で初めてハイキングの町宣言をした越生町で最も人気のある標高376mの山で、2022年に選定された越生10名山の人気投票でも堂々の第1位を獲得しています。
数多ある越生のハイキングコースは大高取山に繋がっていると言っても過言ではないほど、越生ハイキングの中心的存在の山で、麓にある関東三大梅林の一つ、越生梅林の梅祭りが盛況を迎える時期には、大勢の登山客で賑わいます。
また、3月下旬から4月上旬には登山口となるさくらの山公園(越生町役場隣)では約300本の桜が咲き誇り、絢爛豪華な景色を楽しめます。
山頂はそう広くはありませんが、景色を見ながらゆっくりと休めるベンチが複数設置されており、眺望は一部が開けて関東平野が見渡せます。また山頂から約10分のところにある幕岩は山頂よりも開けており、素晴らしい眺望が見られます。
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名酒『越生梅林』と『中田屋』
越生梅林近くの佐藤酒造のお酒「越生梅林」は埼玉県内でも評判の名酒です。しっかりとした味わいと芳醇な旨味が口の中に広がります。冷酒はもちろん熱燗でも美味しく、熱燗部門の賞レースで金賞を受賞しています。
また、同じく埼玉県で初めて女性杜氏になった佐藤麻里子さんが立ち上げた新ブランド「中田屋」も酒通の間で高い評価を得ている名酒で、口当たり良く、日本酒=おじさんといったイメージを完全に払拭した芳醇旨口の逸品で、日本酒では県下屈指の品揃えと言われる川越の酒屋マツザキや坂戸市のほりこし商店でも取り扱われているほどの人気銘柄となっています。
「中田屋」は販売店向けの人気銘柄、「越生梅林」は昔ながらの伝統を受け継ぐ越生の王道酒という位置づけのようです。どちらも飲み味は間違いなく、蔵造りの店構えも趣がありますので、登山後のお土産に立ち寄るのもおすすめです。
ここの佐藤酒造と毛呂山町の麻原酒造(販売店は越生町)が、越生登山エリアにある酒蔵の中でも特に評判の酒蔵です。
名山選定
越生10名山に選定されています。
大高取山の登山コース
【越生駅/町役場側から登る場合】
マイカーでは駐車場が3箇所あります。
・越生町役場前(中央公民館)駐車場(無料/約80台)
・五大尊つつじ公園駐車場(無料/約30台)
・さくらの山公園駐車場(無料/10台)
電車では越生駅で下車します。
無名戦士の墓(大観山)、西山高取、根っ子山を経由して大高取山へ至ります。
【越生梅林側から登る場合】
マイカーでは駐車場が2箇所あります。
・うめその梅の駅駐車場(無料/40台)
・上谷農村公園駐車場(無料/50台)➪越生梅林祭り開催中(2月中旬~3月中旬)は有料(500円)。
うめその梅の駅裏手に周り、神ノ座山を経由して大高取山へ至ります。
標準コースタイムと難易度
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