[埼玉登山] 宝登山 (ほどさん) 497m 長瀞町

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山名の由来

山名の由来は、景行天皇41年、天皇の従兄・日本武尊東征の際、遥拝しようと山頂に向っているところ巨犬が出てきて道案内する。その途中、東北方より猛火が燃えて来るのに遭い、進むも退くもできない状態になるが、巨犬が猛然と火中に跳入り火を消し止め、尊は無事頂上へ登り遥拝することができた。
尊は巨犬に大いに感謝するも、巨犬は忽然と姿を消したという。
このことから「火止山」の名が起き、のちに「寳登山」となったと言われています。

山麓には宝登山神社が祀られ、神武天皇、大山祀神とともに火を制御する火産霊神(ほむすびのかみ)も祀られており、秩父神社・三峰神社とともに秩父三社の一社とされています。

宝登山の山頂

山頂には奥宮(おくみや)が鎮座しており、狛犬は野性的な狼でかなりのイケメンと狛犬ファンから人気です。

山頂の広場は展望が良く、武甲山両神山といった秩父~長瀞山域の山々が見られます。四季折々の花が楽しめる山で、特に1~2月の蝋梅(ロウバイ)、3~4月の梅林は素晴らしく、多くの登山客が訪れます。また、ロープウェイを使えば5分程で山頂付近まで行けることもあり、お花見目的の観光客で賑わいます。
山頂から北へ下る尾根は長瀞アルプスと呼ばれ、四季の表情が豊かな雑木林が美しい山です。

宝登山の登山コース

宝登山神社駐車場のある表参道から登り、山頂手前にあるロープウェイ山頂駅へ。ロウバイ園を通って山頂まで来たら東面に祀られる宝登山神社の奥宮へ。戻りは来た道を下ります。

標準コースタイムと難易度

宝登山神社駐車場から表参道コース往復

2時間20分 | 難易度★☆☆☆☆