![野末張見晴台からの眺め](https://saitamatozan.net/wp-content/uploads/2024/04/IMG_1083-1024x768.jpeg)
野末張見晴台
野末張見晴台は越生町にある標高634mの高台で、地元の龍ヶ谷地区の方々に整備された展望台からは関東平野の素晴らしい景色を見ることができます。
特に北関東の山々の展望は素晴らしく、日光白根山や谷川岳、赤城山といった日本百名山を見渡すことができます。
名山選定
![野末張見晴台越生10名山標識](https://saitamatozan.net/wp-content/uploads/2024/04/IMG_8405_2-1024x683.jpg)
越生10名山に選定されています。
野末張見晴台の登山コース
龍穏寺から龍ヶ谷のヤマザクラを経由して、林道沿いに登っていきます。
途中にある埼玉県指定天然記念物である龍ヶ谷の障子岩に立ち寄るのもおすすめです。
龍ヶ谷のヤマザクラまでの行程はこちら👇
![障子岩分岐](https://saitamatozan.net/wp-content/uploads/2024/04/IMG_8391_2-2-1024x683.jpg)
龍ヶ谷のヤマザクラ分岐から10分程で障子岩分岐に到着します。
障子岩に寄るために左方向に林道を進みます。
![障子岩名水](https://saitamatozan.net/wp-content/uploads/2024/04/IMG_8420_2-2-1024x683.jpg)
障子岩名水です。
![障子岩](https://saitamatozan.net/wp-content/uploads/2024/04/IMG_8427_2-1-1024x683.jpg)
障子岩名水から約3分で埼玉県の指定天然記念物の障子岩がありました。
幅56m、高さ50mの断層露頭で、海底に堆積した生物の遺骸が固まってできたチャートの岩塊は、2億2千年前の放散虫(プランクトンの一種)の化石からできているということです。
障子を立てかけたような岩壁が確認できることから「障子岩」と呼ばれています。
別名断層鏡肌と言われ、断層同士が断層運動によって鏡のように磨かれており、幅13m、高さ8mの範囲で鏡肌が確認できます。
![野末張見晴台、芳賀山分岐](https://saitamatozan.net/wp-content/uploads/2024/04/IMG_8394_2-2-1024x683.jpg)
障子岩分岐に戻って元の林道をしばらく登ると、道案内がたくさんでわちゃわちゃした所に出ました。案内に沿って見晴台に向かいます。
![野末張見晴台看板](https://saitamatozan.net/wp-content/uploads/2024/04/IMG_8395_2-1024x683.jpg)
前の道案内から約5分で野末張見晴台に到着です。
![野末張見晴台山頂手前](https://saitamatozan.net/wp-content/uploads/2024/04/IMG_8418_2-1024x683.jpg)
標高が600mということもあり、4月中旬ですがまだ桜が綺麗に咲いていました。
更に階段を登って頂上に向かいます。
![野末張見晴台越生10名山標識](https://saitamatozan.net/wp-content/uploads/2024/04/IMG_8397_2-1024x683.jpg)
頂上からの景色はちょっと霞がかってますが、関東平野の気持ちいい展望が広がります。
冬場はすっきりと晴れてかなり素晴らしい景色を楽しめそうです。
![野末張見晴台からの眺め](https://saitamatozan.net/wp-content/uploads/2024/04/IMG_1083-1024x768.jpeg)
北側も素晴らしい展望です。
条件が良ければ赤城山や谷川岳、日光白根山など日本百名山も見ることができます。
![野末張見晴台からの笠山と堂平山](https://saitamatozan.net/wp-content/uploads/2024/04/IMG_8411_2-1024x683.jpg)
![野末張見晴台山頂広場](https://saitamatozan.net/wp-content/uploads/2024/04/IMG_8409_2-1024x683.jpg)
山頂広場は開放的で展望を満喫できる造りになっています。
ここでのんびりお弁当を食べたら、気持ち良いだろうなと思いました。
標準コースタイムと難易度
3時間00分| 難易度★★☆☆☆
越生10名山の登山記事はこちらです👇